過食症は病院で治るのか?

薬のみでは変わりません。

私の経験とクライアントさんのお話から思っていることになりますが、過食症を病院で改善できる可能性はとても低いです。ぜなら病院で行われる投薬と短時間の診療では、過食症の根本的な原因には変化がないからです。

まずは病院に行って診断を受けることも必要とは思いますし、休職するための診断書を書いてもらうなど必要に応じて利用することはできると思います。ただ本当に過食症を改善していくための方法を知っているとは思いません。

医師から「過食症は治りません」とはっきり言われた人もいますし、「過食症は治らない」ということを前提にカウンセリングを勧められて戸惑ったという方もいます。何件も精神科や心療内科を回った後で『Happy Flora』にいらっしゃる方も珍しくありません。

「有名な大学病院の先生に見てもらったけどダメでした」ということもあります。医師でなくてもアドバイスできるようなことしか言われなかったり、傷つくことを言われたりということもあるようです。

残念ながら、私が過食症に苦しんで病院に行って失望した15年前とあまり変わっていないようです。私の場合は傷つく言葉はありませんでしたが、その前に「ここに通っても意味がない」と判断してやめました。

もし病院に行ってみて期待できない場合は、他の自分に合う相談先を見つけるべきでしょう。自分と相性の良い支援者を見つけることが大切です。

病院の役割

① 「あなたは過食症です」という診断してくれる。

② 必要であれば、抗うつ剤や睡眠導入剤などのお薬を処方してくれる。

③ 学校やお仕事を休む場合に、診断書を書いてくれる。

このようなことが必要であれば病院も有効に利用しましょう。ただし薬で過食を本当に卒業することはありませんので、別でカウンセリングを利用することは必要になると思います。

病院ではなかなか治らない理由

「過食症を根本的に解決すること」を病院に期待するのは現実的ではありあせん。過食症は、手術や薬の投与で治療できる病気ではなく、「生き方を根本的に変えること」が必要な病です。

「無理をする」「我慢する」「辛い努力をする」「頑張り過ぎる」「みんなに合わせて普通に生きる」ではなく、「ありのままの自分を認め、受け入れ、大切にすること」ができるようになることが、過食改善には不可欠です。

そのためには、今の生き方の土台となっている「子供の頃の心の痛みや傷」にもアプローチしていかねばなりません。ここが変わらなければ生き方は変わらないのです。過食症に限らず、大人(思春期以降)になってからの問題行動や好ましくない行動の根っこは、子供時代の心の痛みや傷にあることがほとんどです。

ですから、過食を本当に改善するためには、あなたがそのように変わっていくことを親身になってサポートしくれる支援者を選ぶことが必要です。

有名な大学病院の先生だという理由で過食症の治療ができるわけではありません。その人は、自分の心の痛みや傷、自分の人生と真に向き合ってきた人でしょうか?そういう経験があるための深い優しさや思いやりがあるでしょうか?支援者を見極めることはとても大切です。

『Happy Flora』のクライアントさんの中には、精神科で診断を受けてお薬を処方してもらいながらサポートを利用して過食症を根本的に解決された人もいます。

また、反対に「精神科では治らない、薬は合わない(薬を飲む必要を感じない)」と感じて、当サロンのサポートだけで過食症を卒業された人もいます。

それぞれの方がご自分に合う方法を選んでいかれると良いでしょう。